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次の日の朝………。
昨日結構広い部屋の空き家に泊めてもらった。
昨日、会話した時に真ん中に居た老人。ラル。が、僕に紹介してくれた部屋だ。
僕は妖精達が用意してくれた旅用品が沢山詰まってるが重さを感じないリュックを貰った。
(リュックなんて格好悪いな………)
と、思いながら僕は旅に出る事にした。
部屋を出ると沢山の妖精達と老人達が居た。
もちろんラルもだ。
優はラルに近づき
「行って参ります。……後、カードありがとうございます。」
と、言った。
ラルは長く伸ばしたあごヒゲをなでながら
「カードは、ワシらが持っていても意味がないからのう………気にするでない。後、この世界には沢山のカードが封印されている。封印するのは魔法をたしなえる者なら誰でも出来る。もちろん異世界の住人にはもとからつかえるらしいからのう。だが、召喚は強い魔力を持った者や異世界の者にしか召喚することが出来ない。優も頑張るのじゃぞ。」
ラルは優に微笑みながら言った。
そしてラルは地図を渡した。
「次は、東にある大きな街。ベルヘンと言う待ちを目指しなさい。そこでは沢山の情報が手に入るであろう。さぁ、早く行かんか。日が落ちる前にベルヘンにつかないぞ。」
ラルはそう優をせかした。
優は一礼をして地図を開いて歩こうとした。
「待て、何故歩いて行く[?][?]モンスターを召喚して空を飛んでいかんのか[?][?]」
優は、それもありか❗❗
と、思って今度は水色のカードを使って早く街へ行きたいと、思いながらカードを前に出した。
そこからは、ドラゴンの絵が書いてあったのに、水で形作られた可愛い女の子が出て来た。
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