~出発~

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「ワームだ❗❗」 周りの群衆が叫んだ。 「逃げろ❗❗食われるぞ❗❗」 周りの群衆が優と男から逃げて行った。 男もワームを見て足が震えている。 ワームはその、鋭い目で優を見た。 「この世界に喚んだのは、お前かぁ[?][?]」 優も男のように足が震えている。 「今、お前を喚んだのはお前だ❗❗」 絶対に召喚したモンスターに弱いところを見せてはいけない。と、優は思った。 「ほぅ。いい度胸だぁ。魔力の量が半端ない程ある。間違いなくお前が俺を喚び出したのは、嘘じゃないようだぁ。今回はあいつを殺すのかぁ[?][?]」 優はワームを睨んで 「殺すな❗❗殺さない程度に気絶させろ❗❗」 「お安いごようだぁ。一発ですむ。」 ワームがにやけた。 「な、なめるなぁぁぁぁ❗❗」 男が優に向かってトッシンしてきた。 バン❗❗ 男はワームの尻尾にたたき付けられた。 男は建物を十件程貫通した。 優は、歩いて男に近づいた。 男は気絶している。 「少し、目立ち過ぎだぞ❗❗ワームもう少し力を抜け❗❗」 優はワームを睨んだ。 「すまねぇ。この男が弱すぎるんだよぉ❗❗」 と、言うとワームはカードに戻って行った。 周りの群衆が優を見ている。 気にしない……… 宿に戻る前にアイテムショップによった。 優は丈が長めの茶色いフードをとって、 「これ、ください。」 優は、フードをカウンターに置いた。 「無、無料でいいですよ。」 多分、この人はさっきの戦いを見ていたのだろう。 「ありがとう。」 優は、フードを着てアイテムショップを出て行った。 宿の部屋は、ボロボロだった。 ベットとカレンダーしかない。 優は、 「はっきり言って、あのキャラは疲れるなぁ。」 と、呟いてベットに入った。
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