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(ガッチャン)
ドアが開く音がして優は跳び起きた。
ドアを開けたのは宿主さんだった。
「もぅ9時半よ。大会に遅刻するわよ。」
9時半……[?][?]9時半❗❗
優はベットから飛び出して、宿主さんの前に行き
「ありがとうございます❗❗」
と、一礼をして階段を降りて、外へ急いで出た。
そして地図を見ながら広場へ向かった。
優が広場についた。
周りには昨日の大男やドラゴンとドラゴンに乗っていた同い年ぐらいの子。
後、がたいのいい男ばかりだ。
百人はいるだろう。
広場の中央に高そうなマントをかけている。
主催者らしい。
「ここに、集まった、諸君よ❗❗まずは、恒例のテストだ❗❗君達には昨日捕獲したオークとオーガを倒して貰う。殺されないように……死にそうになったら参った❗と、言って下さい。死体を片付けるのはめんどくさいので………Black World(ブラック ワールド)」
徐々に、皆が消えていく。
とうとう、優も、その場所から離れた。
周りは、暗い。
「じゃぁ、皆さん❗❗行きますよ❗❗」
あの、主催者らしき声が響く。
目の前に二匹の怪物が現れた。
一匹は斧を持った、太った人間の原形はしているが、あれは、人間ではない。
二匹目は、豚もしくは猪のような頭をもつ亜人種だな。
「オークとオーガが放たれた。皆さん❗❗頑張って下さい❗❗」
この響きから少し、笑い声が聞こえたような気がした。
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