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(貴様、どこからここに入った[?][?])
優の頭に話し掛けてくる。
テレパシーだ❗❗❗
(目が覚めたらここの世界にいたんです。ここへはアンとランに連れてこられました。)優はそう答えた。
「ほぅ」真ん中の老人が喋った。
「異世界の住人か」と右側の老人。
「この者に頼むのはどうかね[?][?]」
と左側の老人。
三人の老人は深く頷いた。
(僕は何をされるんだ)と、優は思った。
(異世界の住人よ。貴方に頼みたいコトがある。我が村にゴブリンが襲いにくる。そのゴブリンを倒してくれ。貴様に異端の国の者にしか使えない魔法を授ける。だから、ゴブリンを倒してくれ。貴様の、異端の住人の魔法が必要なんだ。)
断っちゃいけないのだろう………
魔法かぁ使えたら便利だろうな。
これから同じ繰り返しじゃない毎日が始まるのかもしれない。
「どんな魔法使えるのですか[?][?]」
と、優が尋ねた。
「オヌシの体質次第だ。」
と真ん中の老人が答えた。
魔法………とうとう違う毎日が送られる。
「まずはカードを渡そう。」
優は真ん中の老人カラ五枚のドラゴンが渡された。
全部違う絵柄だ。
「それは異世界の住人にしか召喚出来ないのだ。」
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