異世界

4/6
12人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
(貴様、どこからここに入った[?][?]) 優の頭に話し掛けてくる。 テレパシーだ❗❗❗ (目が覚めたらここの世界にいたんです。ここへはアンとランに連れてこられました。)優はそう答えた。 「ほぅ」真ん中の老人が喋った。 「異世界の住人か」と右側の老人。 「この者に頼むのはどうかね[?][?]」 と左側の老人。 三人の老人は深く頷いた。 (僕は何をされるんだ)と、優は思った。 (異世界の住人よ。貴方に頼みたいコトがある。我が村にゴブリンが襲いにくる。そのゴブリンを倒してくれ。貴様に異端の国の者にしか使えない魔法を授ける。だから、ゴブリンを倒してくれ。貴様の、異端の住人の魔法が必要なんだ。) 断っちゃいけないのだろう……… 魔法かぁ使えたら便利だろうな。 これから同じ繰り返しじゃない毎日が始まるのかもしれない。 「どんな魔法使えるのですか[?][?]」 と、優が尋ねた。 「オヌシの体質次第だ。」 と真ん中の老人が答えた。 魔法………とうとう違う毎日が送られる。 「まずはカードを渡そう。」 優は真ん中の老人カラ五枚のドラゴンが渡された。 全部違う絵柄だ。 「それは異世界の住人にしか召喚出来ないのだ。」
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!