智也君

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智也君

今までの男と別れ 孝行の言葉を引きずりながら生きてきた ある日の夏休み智也君と出会った。 仕事帰りなのに私の地元まで来てくれた 残金20円しかない私を連れてビリヤードをやりに池袋まで行った 疑いながら遊んでた 付き合うとかじゃなくいい友達として見てた ビリヤードが終わり 智也君「どっか行く?お台場?わら」 私「行くか-!」 日は暮れてお台場の海が綺麗だった。 カップルばかりの砂浜… 皆幸せそうでいいな …… 智也君「ねえ、このペットボトルとった方の勝ちね」 いきなり話し出した こっちゃ浸ってんだよ …… はい?君そのペットボトル何処から持ってきたの? っつか走るんですか? 意味も分からず開き直り 砂浜に刺さったペットボトルを目掛け走った。 もちろんスタートはうつ伏せ状態 うわ!こいつ足おっせ! 私の勝ちだろ! ん?何でこいつ私の方目掛けて走って来てるの? おいまさか… 辞めろよ照れるだろ…
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