2章。…

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2章。…

おれはあのさやかの言葉になにも言えず自転車をこいで逃げた。泣いて泣いて前が見えなかった。いつもこいでいる自転車が重く、行く先もわからない夜道をひたすらこいだ。今日は月がきれいな夜だった。なのになんで…
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