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時計を見ると10時前を指していた。
一通りのバイトの説明を
新人に伝え終え
彼女にほとんどやらせ
俺は悠長にジャンプをよませてもらっている。
「ありがとうございました~」
この時間帯は客が少なく
ちょうど今もこの客が出ていくと誰もいなくなる。
ピンポーン
俺は客が店を出るのを横目で確認し
ジャンプを閉じレジに近付いた。
店長はどっか行ってるし
今のうちに聞いておこう。
『ぉぃ!』
彼女は体をビクンッとさせ
ゆっくり振り向いた
『久しぶりだな。』
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