冬の夢

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  粉雪積る狭い庭   愛し名前が彫られた石に   毎日毎日声かけた   消える事なき君の声   今も時折名を呼んで   凛とした返事を期待する   忘れられない最後の笑顔   生きよと告げた愛し君   君の面影手離して   自分の命は生きるかと   疑い恐れ涙した   “大丈夫”とわかっても   “さようなら”が言えなくて    
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