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夜行列車
夜行列車がガタンと 揺れて
一つ落ちた夢の欠片
誰かが拾うと気にして無かった
次は何が落ちるのだろう
僕は列車の中で一人
ふと何かに気が付いて
誰かが拾うと気にして無くて
そっか僕は一人なんだ
孤独から逃げたくて
見てみぬフリをしてきた
それでも列車は進んでいく
何処までも進んでいく
夜行列車は路線を変える
列車の中がざわつき始めた
行く先も分からないまま
夜行列車はガタンと揺れる
自分を見付けたくて
見てみぬフリもやめて
自分を探しに歩いていく
見付けるまで歩いていく
自分の夢叶えるなら
見ている景色も変わるけど
自分を信じて歩いていく
何処までも歩いていく
ここで列車とお別れだ
僕が乗るには早すぎた
だからいつかいつの日かまた
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