ススキの小道

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夕暮れの帰り道 手をつないで歩いた 西日の眩しさが 友の頬を照らす             遠くで焚き火の煙が生まれ 冷たい風と一緒に届く             落ちていくお日様を 見つめながら歩く小道 いつまでもこのままだと わけもなく信じていた             繋いだ手の 暖かさも ずっと変わらないと 思っていた 幼かった あの頃の二人                         忘れないでと ささやくように 金色のススキ 優しく揺れている             立ち止まり 振り返る             この町にも もうすぐ冬が来る                        image=93286100.jpg
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