【絶対】

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電気を消しベッドに入ると私はよく考える事がある。 自分は何時、何処で、どうなって死を迎えるかだ。 勿論、永遠の命なんて物は存在しない。まして、なりたいとも思わない。 しかし体の調子が悪くなると病院に行き治療をする。 何故か…‥?それはいずれ訪れる死への恐怖からだろう。 しかし人間30年もやっていると自分から死にたいと思う事だってある。 失恋や、家族、友達の訃報…‥イジメ…‥考えだしたらキリがない。 でも私は自殺だけはしたくない。自ら死ぬという事は逃げる事だと思うからだ。 病気の治療。それは死への恐怖からかもしれない。でも戦っているには違いない。 自分より不幸な人間、不遇な人間はいくらだっている。だから私は『絶対』に逃げない。 でも私がいつ死ぬかだって『絶対』にわからない…‥
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