『ノアの箱舟』

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 午前2時…。 誰もが寝静まっているだろうこの時間。 彼の部屋には止まることがないブラインドの音が鳴り響く。 カチカチカチッ…。 カチカチカチッ…。 真っ暗な部屋の中にパソコンの放つ灯りが妙に眩しい。  彼は、そんな暗闇の中、手を止めることなく動かし続ける。
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