『魔』

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(意識を失った…。 確かに意識を失ったはずなのに…?) 流が目を覚ますとそこは見知らぬ場所遥天空に浮かぶただ一つの孤島。 上を見上げれば散りばめた宝石の様に星が輝き 足元を見ると湖の上だ。 流は湖の中心に立っていてその先へ向かうと湖の水がとめどなく空から地上に流れ落ちていく。  理解し難い…。 いやっ…、理解しようがない空間に流はいた。
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