第1章

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ここはアメリカ…… 周りを森に囲まれた小さな村だ… 人口は、極僅かだが、今は、まるで生気が無い。 それどころか、村には、肉が腐った様な匂いが漂っていた。 一人の少女が、その中を必死の形相で走り回っていた。 ?「どうなってるの!?」 この少女の名は、ローラ。 綺麗な金色の長い髪の毛が特徴だ。 歳は、15歳と言った所だ。 ローラは、その細い足を行くあても無いが、必死に動かしていた。 その時… 「アア…アアア」 曲がり角から、ノロノロと何者かが出てきた。 形は人間だが、腐敗は激しく、体の所々から膿が溢れていた。 ゾンビ…… そう… 今この村は、バイオハザードが起きていたのだ。 ローラ「またぁ!!?」 ローラは、そのゾンビを見慣れたと言う表情で叫んだ。 ローラ「キャ!!この不細工!こっち来ないでよ!!あんたその顔自覚してる!?凄い不潔な顔してんのよ?超臭いし!!ってか…キャッ!触らないで!!オエ…臭!!」 この言葉にゾンビの心は非常に傷ついた様だ… だが、尚も必死にローラに手を掛けようとする。 ローラ「もう!来ないでよ!!!この…………………『変態ロリコン不細工悪臭オヤジ!!』!!!!」 ゾンビ「ガーン!」 この言葉が留めになった様だ… ゾンビは、膝を崩し、肩を震えさせながら泣いた… ゾンビ「ヒク……オレハ……ナリタクテ、ナッタンジャナイノニ……」 ローラ「ふん!!知らないわよ!!死ねば良いのに。」 ローラは、ゾンビの悲痛の訴えを悪口で粉砕し、再び走り出した。 ローラ(…森の中は大丈夫かな……?) こうしてローラは、森に向かって走り出した。
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