168人が本棚に入れています
本棚に追加
ローラ「!誰!!?」
何時ものローラならこんな事で驚く事は無い。
だが、今のローラは今までの出来事で神経がいらだっているので、目を吊り上げて声の主を睨んだ。
?「…何やねん…そんな睨まんでええやん…」
声の主はローラのかなり 殺気に後退りした。
?「ん??誰?その子?」
?「ここに人が来るなんて珍しいね。」
その時、奥の部屋から、二人の少年少女が出てきた。
十希弥「そこの村の子か??」
矢代「ねぇ君、何て名前??」
それは…十希弥と矢代だった!(バイオハザード - 悪魔降臨の主人公)
矢代は、優しく声をかけたがローラは未だに敵意丸出しの目で、三人を睨み付けていた。
矢代「……何があったの?」
ローラの異常なまでの敵意に矢代はいち早くただ事じゃない事に感付いた。
ローラ「…私が何言っても信じる??」
ローラは少し
本当に少しだけ表情を和らげ口を開いた。
矢代「…嘘じゃ無かったらね!ぁ、その前に名前教えてよ!私は日村矢代……そこの髪の毛長いのが神山十希弥……で、そのスポーツ狩りは、久藤龍介だよ!…私達は、今は世界から消えたけど、日本と言う国の人間なの。」
矢代の自己紹介に、ローラも自分の名前を口に出した。
ローラ「私は、ローラ・エレントよ。」
そこで龍介が口を開いた。
龍介「…で、何があってん?」
龍介の質問にローラは一気に表情を暗くして答えた。
ローラ「…ゾンビに街が襲われたの……ハハハ……信じないでしょ…」
ローラは、絶対に信じてくれない…
バカにされて笑われるんだ。
そう思っていた
だが三人はあの信じられない事件の被害者だ…
十希弥「…街に案内してくれ…」
十希弥は、ローラの予想に反して険しい表情で答えた。
最初のコメントを投稿しよう!