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『んっ……』
雪仁は頬に痛みを感じ意識が戻りゆっくりと目を開けた。
『……ここ…は…』
まだはっきりしていない意識の中、雪仁は辺りを見渡した。
薄暗い部屋に色々な機械が並べてある一室…
そして雪仁は…
黒い服に帽子を被り黒いサングラス…
白いマスクをした妖しげな少年に気付いた。
『だ、誰だっ…?!』
雪仁は秀哉を睨みつけながら問掛けた。
『誰だ…?
そんな事…自分の体見てから言えば?』
冷たく言い放つ秀哉…
雪仁は意味が分からないといった様子で自分の体に目線を落とした。
『なっ…?!!』
ようやく雪仁は自分がロープで縛られている事に気付いた。
そして、雪仁は目の前に居る日本刀を持った妖しげな少年に恐怖し体を震わせながらこう言った
『こ、殺さないでくれ…
頼むっ…』
しかし、秀哉は無視をしこう冷たく問掛けた。
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