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あの方が亡くなってだいぶ経つのに、忘れることが出来ない。
『...鈴奈さん。』
雲雀様に呼ばれる自分の名がなんか切ないくらい響き、幾度も思い出す。
夢に見るのは、あの方が亡くなる前の火事や亡くなった時ばかり、私の名を呼んでいるのに切なく、苦し気。
雨を見る度に、切なくて、一人になる度に、涙が止まらない。
私の心は暗闇の中にいる。深くて、光が見えず歩き続けてる。
私の心は、まだ、あの頃のまま。あの方のことを忘れられずに、今も罪の意識に捕らわれ続けている。
あの方に出逢ったのは、間違いだったのでしょうか?
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