2人の関係

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『悪りーけど、飯食うの付き合ってや。』 まるで、自分から言い出したかのような言い方に、何か温かく優しいものを私は感じていた。 きっと、彼は気づいていたのかもしれない。 私がまだ、拓弥に未練があった事。 そして… 今夜は、1人で居たくなかった事を…。 きっと… 彼は、心のどこかで気づいていたのかもしれない…っと…。 私達は、少しずつお互いを知り始めていた。
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