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日本市場での車の価値観
「日本の車は今家電化しつつある」
そういう日本市場を調査結果が発表された。
それと同時に「若者の車離れ」も注目の的となっている。
現在、国産自動車メーカーは過去最高の売上を記録しセールス好調と微笑ましい業績をあげている。
しかし、そこには少なからず陰が存在する。
それは日本市場での売上減丸々1年間更新し続けるという事実だ。
現在の日本市場ははっきりいって成熟しきった市場だ。それと同時に類稀に見る激戦区である。
でも車に対する価値観は世界と比べると非常にズレている。
なんといっても日本市場はホンダオデッセイ登場以来年に何回満員で乗るかどうかわからないミニバン7シーターの箱車市場と化した。これが「車の家電化」の根源だ。
用は中が広くて、エアコンがしっかり効いて快適、法定速度なんか100km/hが限界な国だからまぁ80km/hでれば上等。
こうなれば少し賢い人は軽自動車を買うようになる。コンパクトで小回りが効いて快適。条件はミニバンと同じだが、決定的に違う所は維持費が安く経済的である。この話しから考えると、車は「道具」と考えられ一種の「冷蔵庫」とさえ考えられる。
それは正しいか正しくないか?
その話しは、次の章でするとして、とにかく車の価値観の土台がまずこうだということを知ってもらって次へと話しを進めましょう。
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