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仙台についた、ラディンは真っすぐ彼女の家に向かう。彼女の家に着いたラディンは、インタホーンを鳴らす。
『ガチャ』エミチャンが、ドアを開ける。
ラディン『エミ、会いたかったよぉ~』
エミ『…』
なんですか、その反応、それと後ろの人は誰ですか
エミ『ラディンには、直接会って話したかったの、実は…』
ラディン『もうわかったよ、帰るから、お幸せに』
エミ『ごめんね、ラディン』
家を後にしたラディンは、怒りで震えが止まらない。
なぜ、俺を呼ぶ必要があったのだろう、なぜ、電話の態度がおかしかったのに、気付かなかったのだろう。そんな事を考えるうちに、仙台駅に到着した。
ちょっと冷静さを取り戻したラディンはある事に気付く。
お金がない!
財布の中は4千円、旅費は8千円。
ラディンは、頭をフル回転させて、選択肢を3つに絞る。
①彼女から借りる。
②4千円で行ける所まで行って、後はまた考える
③4千円を倍にする。
ということで、0.5秒でパチ屋に入るラディン、真っすぐ北斗のコーナーへ、一番、回数がついていた、台に座る。
後に、ラディンは、この日のラオウとのバトルを過去最高の死闘だったと語る。
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