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ふぅ~…気持ちよかった……
文太「我ながら自分の自慰伯爵っぷりにはびっくりするぜ…」
風呂に入った後と寝る前のこの微妙な時間。
大抵、俺はこの時間を性欲を自己処理する事にしている。
文太「さて……寝るか」
そうして俺がベッドに寝転がった時だった。
不意にドアがノックされ、扉が開く。
礼「文太、辞書貸して」
文太「(ノックしてもすぐ入ってきたら意味無いだろうが……!!)」
俺の返事を聞かずに本棚をあさり始める礼。
いつもの俺なら後ろから胸を揉みしだくだろう。だが今の俺はいつもとは違うのだ。
礼「……?」
いつまでたってもセクハラしない俺に疑問を抱いたのか、不意に礼姉貴が振り返る。
文太「ふふっ」
それに対し、俺は礼姉貴に聖人のような笑みを返した。
そう。今の俺は聖人タイムに突入していた。(聖人タイムとは自慰直後の性欲が無くなる時間の事である)
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