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深夜を過ぎて静まり返ったとある場所……。
そこに一人の男が立っていた。
「やはり一筋縄ではいかないようだな」
男は俯いたかと思うと、肩を震わせ笑い始めた。
「それでいい……そうでなければ面白くない」
男の瞳は、表情と全く合わない冷たいものだった。
「必ず成し遂げてみせる……今度こそ、奴等を皆殺しにしてやる!!」
そう叫ぶと男は大声で笑った。
「大神政宗、!全てを終わらせてやろうじゃないか!!」
その片眼は蒼く輝いていた。
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