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私は仲間外れなのです。
例え皆の中心にいようと、
私の所だけポッカリ空いて、
周りの人たちだけが円の中にいるのです。
例え私が端っこにいても、私を避けるように、
周りの人たちを囲む円が出来ているのです。
雨でも流れない、円が
越えようと思えば出来なくない、
越えたら越えたことに後悔
気付いたら、
私を隔てている一線。
周りに触れる暖かさが怖くて、
独りで居る凍てついた空間に安心感を覚える。
苦しいくせに、
独りでいると安心してしまう。
…苦しいのに。
無意識に人を拒絶し、
隣に置く罪悪感と寂しさ。
近すぎると必ず拒絶し、
拒絶したことに後悔、
けれどそれが安心するの。
「自分はこれでいいんだ」
「自分は近づいてはいけないんだ」
訳のわからない抑制が脳を支配して
暖かさを感じると寂しさが恋しくなる
「ひとりでいなきゃ」
「ひとりにならなきゃ」
失うのが怖いだなんて、
ないと思ってたのに
優しくされたら涙がでるから
私は涙をながせないから
矛盾してるからこそ、独りなんだ。
独りは寂しくない
独りと思うから寂しいんだ
最近の自分が消えつつある
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