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僕は暫くその場で呆けていた
一時間ぐらいその場に居たのだろうか?
時間の感覚はなかった
ただただ、新年を告げる鐘をぼ-っと聞いていた
その日は、大酒を喰らいどうやって帰ったか覚えていないぐらいだった
そう、俗に言う“やけ酒”だ
その日の事で覚えているのは
別れを告げられたこと
「お兄さん新年そうそう、、、」
と飲み屋のおじさんに怒られたこと
まあ何といっていたのかはとうに忘れたが
なんか慰められてたような気がする
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