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君はクラスで一番のアイドルだった 僕は君に一目惚れしていた だけど僕は君と一度も喋る事ができなかった それは君を見るだけで顔が赤くなってしまうから そのまま時間だけが過ぎ 後悔と寂しさが残った あの時どうして話さなかったのかと 時はたち 成人式 その中に一際輝く人がいた 誰かと思えば あの時の君だった 僕は勇気をだして話しかけた 君は優しく笑顔で僕に微笑んでくれた 凄く嬉しかった 僕は『この後ドライブ行かない』と誘った 君は喜び『いいよ』と言ってくれた 成人式が終わり 車で夜の海に行き 昔の事を沢山話した 君は笑いながら 僕に『好きな人はいるの』と聞いてきた 僕は『君が好きだ』と言った 少し沈黙が続き 君はいきなり泣き出した 『どうしたの』と聞くと 君は震えた声で『嬉しいの』と言った 『なんで』と聞いたら 君は口を動かした 『私も昔から好きだったから』と言った その瞬間 鼓動が早くなった そして僕は君に告白した 君はそっとうなずいた『お願いします』と そして2人の時計が動こうとしていた 次の日 友人に『成人式誰と喋ってたの』と聞かれ 僕は彼女の名前を出した その瞬間 時間が止まったように静まり返った なぜなら 彼女は2日前 海に行き そのまま 還らぬ人になっていた その海は あの日彼女と喋った海だった
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