転校

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転校

────…。 「な、なお…っ。オレ、が、こんな‥だから……ッ」 そう言って、銀色に輝く長い髪の青年は、地に倒れている青年を見た。 「キョウ…‥」 「キョウ、お前の所為じゃ…」 キョウと呼ばれた青年に寄り添うように、 幼い感じの残った少年が声を掛けるが、キョウには聞こえていないようだった──…。 「ごめん。ごめん、七緒…。オレが、オレがこんなだから…‥」 本当に…ごめん、七緒──…。 オレがいなければ、お前は───…。
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