第2話

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15才になった頃 私はバイクの魅力に取りつかれた。 先輩でバイクに乗って格好良く走る姿に憧れた 誕生日の遅い私は免許が取れない でも、乗りたい(;^_^A 周りの友達は次々とバイクを買って乗り回してる 羨ましい… みんなで流しに行くと言うと私は誰かの後ろにしか乗れない… なんか自分で運転して風になってみたい気持ちは募る一方。 母親を拝み倒して~免許を絶対に取るから!と言って先に原チャリを購入した。 原チャリは勿論、バイトして分割で親に払う… 原チャリを手にした私は本当に嬉しくて… 無免許で走り回っていた。 ある夜に 友達数人とバイクで走りに行こうと言う話がまとまり… 皆、自分のバイクに乗った… 私たちは目的も決めずに…ただ一番最初に走ってる友人のバイクを追い掛けて走る形になった 先頭を走っているのは250のバイク… 原チャリの私たちは次第に遅れる事は目に見えている… ある駅の近くの上り坂に近づいた 多分、地元でこの付近の住民は知っていると思うが この駅の線路の下を通ると何故かバイクのスピードが出ない 急な下りがあって上り坂になるのだが… 特別急な上り坂では無い 逆に下った勢いで一気に上れそうな雰囲気だ …
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