第2話

3/4
前へ
/42ページ
次へ
この夜、時刻は深夜1時を過ぎていた 先頭のバイクが走り…次々と… 私は同じ無免許の友達と後ろの方を走っていた 坂を下っている間、前を走っているバイクが上って線路の下のガードを潜るのが見える 突然、125に乗っている佳子のバイクが上り坂でゆっくりになった 私は止まるのかな?って思ったら そんな雰囲気は無い 80キロ近いスピードが30?20キロ位に落ちてる… イラつく位にゆっくりに見えたが… 本人は気付いてないような感じ… 一緒に走っていた真子が不思議そうな顔をしている 私は勝手に遅い私たちを待ってくれているんだなぁ… と思って佳子に追い付いた 短い坂を…電車のガードを潜り終わった頃に佳子のバイクはいつものスピード狂に変わって私たちは置いて行かれた… 今、桜が綺麗な公園で有名な場所に集合… 真子が… 佳子に近付き 「さっき…誰か後ろに乗せてなかった?」 と言うから私は驚いたぁ! 真子には 佳子のバイク後ろのシートに誰かが乗ってて佳子にしがみ付いているように見えたらしい… 佳子自身も少し霊感があるので 駅の下ガードに近づいた時に すごく寒気がして 背中に重みを感じたらしい… 嫌な感じだから急いで抜けようとしてアクセルを全開にしたけど 逆に引っ張られる感じがしたらしい
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加