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この夜、時刻は深夜1時を過ぎていた
先頭のバイクが走り…次々と…
私は同じ無免許の友達と後ろの方を走っていた
坂を下っている間、前を走っているバイクが上って線路の下のガードを潜るのが見える
突然、125に乗っている佳子のバイクが上り坂でゆっくりになった
私は止まるのかな?って思ったら
そんな雰囲気は無い
80キロ近いスピードが30?20キロ位に落ちてる…
イラつく位にゆっくりに見えたが…
本人は気付いてないような感じ…
一緒に走っていた真子が不思議そうな顔をしている
私は勝手に遅い私たちを待ってくれているんだなぁ…
と思って佳子に追い付いた
短い坂を…電車のガードを潜り終わった頃に佳子のバイクはいつものスピード狂に変わって私たちは置いて行かれた…
今、桜が綺麗な公園で有名な場所に集合…
真子が…
佳子に近付き
「さっき…誰か後ろに乗せてなかった?」
と言うから私は驚いたぁ!
真子には
佳子のバイク後ろのシートに誰かが乗ってて佳子にしがみ付いているように見えたらしい…
佳子自身も少し霊感があるので
駅の下ガードに近づいた時に
すごく寒気がして
背中に重みを感じたらしい…
嫌な感じだから急いで抜けようとしてアクセルを全開にしたけど
逆に引っ張られる感じがしたらしい
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