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校舎の中は全ての照明が点灯していた為 日の光と重なり、かなり明るかった。
しかし 何の音も聞こえない。
三人は 西階段(この高校には西、東に階段がある)を登り、3階に上がった。
上がってすぐ クロスが口を開いた。
クロス「…なんか変な臭いがしないか?鉄みたいなオイルみたいな…。」
確かに辺りには鉄のような臭いとオイルが誰かにぶち撒かれたような臭いが漂っている。
しかし暁は これは本当に鉄の臭いだろうか と思い始めていた。
何か別の…考えたくも無い…。
イレブンが先に教室を覗く。
直後 イレブンが悲鳴をあげて腰を抜かす。
駆け付けたクロスもイレブンの視線の先を見て 目を見開く。
暁は二人に追い付くと、二人の視線の先を見た。
そこには…。
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