JET-4 悪魔の大帝国

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俺もあんなハイスクールライフを送りたかった・・・。 俺んとこは、いいとこラーメン屋か、学校近くの何屋だかよくわからねー店の店内で、カップラーメンが主流だったからな・・・。 そんな事を思いながら、外を見る。 ねーちゃん達の露出がはげしい🎵 「うわぁ、すげぇ、あんな格好、地元じゃ浮くな・・・。」 すぐ地元と比較、どーでもいいこった💨💨 腹ごしらえを終えて、また町へ、とりあえず探すのはレコ屋🎵 何店かCDショップや楽器やを見つけては入る。 まぁどれも今はやりの、レゲエとかヒップホップ気取りのよくわからない奴らのものだらけだ。 よくこれでヒップホップとかレゲエとか堂々といえんな、おまえらのルーツを教えてくれ!ルーツを! とりあえずあんまし興味がない。 楽器屋はやはり品揃えがすごい❤カタログとかでしか見たことねーやつや、今まで見たことねーよーな楽器がいっぱいだ❤ ちょっとテンションがあがる⤴⤴ また歩きだす。 CDショップを発見するが、また前者と同じようなたぐいの店。 入る気がしない。 そろそろ疲れてちょっと休憩、コーヒーを買って、道端の段差のところに座って、コーヒーを飲みながらタバコを吸う。 目の前を人が早歩きで通り過ぎる。 こんなに人がいるのに、みーんな他人・・・。 なにか違和感を感じる。 どこに向かい、どこへ帰るのか? 座ってたばこを吸う、そんな自分だけ、時間が止まっているように思えた。   たえず人がたえまなく、激流のように、俺の前を流れる。 「もし、何かを落としてしまったら、どーやって拾えばいいのだろう・・・。」 激流にのって、落とし物を拾えず・・・、見失って、そして忘れて・・・。 ふとそんな事を思う。 二口、三口しか吸っていないタバコが左手の人差し指と中指に挟まれて、いつのまにか半分灰になっていた。            残りのコーヒーを飲み干す。 さ、レコ屋、レコ屋🎵🎵 俺は再び激流に乗った。
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