JET-4 悪魔の大帝国

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店内はビートルズやストーンズ、ツェッペリンやクイーンなど、ロックの王道ともいえる奴らのポスターがこれまた適当ななかんじでべたべたと貼られている。どれも年季が入っていて、日焼けをして薄れている。 レコ屋なのになぜか無音の店内・・・。 ベージュでチェックのシャツにエプロンをしためがねの親父がちらってこっちをみる。 いらっしゃいくらい言えや💢 こころで突っ込む。 まぁでも別に親父と話する気もない。 しかしこれはすごいぞ!見渡すかぎりレコードでうめつくされている! 絶対なにかある! 俺の胸がはずむ! びっしり並べられた、レコードの棚にA~Zまで栞のように札がささっている! とりあえずAから見てみる。            十分後・・・。 疲れてやめる・・・💧 あまりに膨大な量。 一枚一枚見ていくのに嫌気がさした・・・。 基本的に70~80年代のいわゆるロッククラシック的なハードロック、ヘビメタ、ニューウェーブ、そんなのがほとんどのようだ。 しかもすべてがロックなわけでもなく、よく見ると、ジャズやクラシックのコーナーもある、まぁでも全体的にロックが多いが。 「あんま興味ねーなぁー、ハードロックとかって、ヘビメタとかって、ましてやニューウェーブなんてありえねぇし。やっぱパンクよパンク、パンクねーかなぁー」 とココロで思う。 発見🎵 パンクコーナー🎵 はじっこの棚にパンクと書いた札発見🎵 しかし・・・。 「すくな!」 「ほんとに少ししかねぇし。」
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