第二章 闇への旅立ち

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「どうだい、ジェフ。考えはまとまったかい?」 ビルが優しげな声で聞いてくれた。 「まだなんだ。悪魔になった姿でジュリーに会えないし…。」 「だが、お前が望んだことだ。ここまで来たんだから悪魔になるしかないだろ。」 確かにマクセルの言うとおりだ。だが、突然なのでいろいろなことを考えてしまう。 食事も終わり、僕はベッドの中で一晩考えた。やっぱり、ジュリーを助けるには悪魔になるしかない。自分のことなんかより妹の命が大事だ!! 明日マクセル達に話そうと決めて、僕はいつのまにか深い眠りについていた。
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