第一章 序章

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空から来た黒い影は僕の部屋に入って来て、 「いい魂だ」 と、言ってジュリーをさらって行った。 僕は何が起こったのかわからなかった。 事情を説明してやると、マクセルに言われたが聞いていなかった。 が、マクセルは話を続けた。 「奴はデバルズ。我々の敵である。我は王から命を受け、デバルズを倒す為やって来たのだ。この箱は、そのデバルズを倒す武器が入っていて、呪文を言わなきゃ開かない。それで、デバルズと戦闘中に箱を落としてしまい、ずっと隠れていたのだ」 と、言われた。 「妹を助けてよ!」 「我にはそんな時間はない。デバルズを倒さなければ。」 「じゃあどうしたらいいんだ。」僕は泣き出した。 「では、我について来い。そうすれば、妹をついでに助けられる。」 (こいつ何言ってんだ!?)、僕は訳がわからなかった。 「どうするのだ?。妹はこのままでは人質となって死ぬだけだ。」 僕には迷いはなかった。 「わかった、ついて行くよ!絶対に妹を助ける!!」
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