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彼に腕を引っ張られるようにして男子トイレの一番奥の個室へと入る。
彼のキスに舌を伸ばして、絡めて掬い取る。
お互いのそれを刺激し合い先走りが零れる頃、個室内に響く水音は二人のどちらのものかなんて分からなくなっていた。
「あっ」
「ここ?」
後ろから抱き締められて耳を甘く噛まれる。
彼のものが擦れる刺激に思わず、大きめの声が零れて透は唇を噛み締めた。
すかさず、彼はその場所を攻める。
「やっ、あ」
透の制止は聞き入れて貰える訳もなく、その刺激は次第に甘美なものへと変化し、小さな嬌声が洩れる。
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