出会いは偶然。

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「…あっ、」 狭いトイレの個室内、透の押し殺した声だけが零れる。 壁へと両手付き、尻を突き出す形で彼自身を受け入れていく。 「んんっ」 久し振りに味わう甘い刺激に熱い息を吐き出す。 「…凄く、」 ゆっくりと彼を飲み込んで行く透の身体、それを支えて彼から零れた呟きの意図するところは分からない。 そんなのはもうどうでも良くなっていた。
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