51人が本棚に入れています
本棚に追加
安心したマークは窓を閉め、ハンドルを握ろうとした時、5メートル先に男が立っていることに気付いた。「ビビった」
ジェナが車に入ってきたと同時にマークは窓をまた開け、男に注意した。
「すまないが、其処を退いてくれ、通れない」
マークの注意に男は微動だにしない。
エルフも窓を開けて叫んだ。
「邪魔なんだよ!早くどけ!このノロマ!!!」
クレアは男が震えていることに気付き、顔が強ばった。
「ねぇ、あんまり言わないでよ、あの男震えてるわ」
最初のコメントを投稿しよう!