言葉にできないもの

1/1
14人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ

言葉にできないもの

人の出会いは偶然のような運命なんです どこがよかったとか そんなものは後からつけた理由なんです   姿形は確かに必要だと思います 第一印象がよくないと 内面まで辿り着けないからです それでも それが全てではないことを 私たちは経験から知っています   ではどういうことなんだろう なんであの人がいいのだろう 同じ言葉を使っても あの人の話だったら聞けるんだろう   なにも 違いません 言葉の持っている魂は変わらないのです 違うとすりば その間にありものがとても特別な関係だという事なんです   全てが運命としてしまえば とてもつまらないものに感じられるかもしれません それでも そういうものもあるのです   今 見えている星の光でさえ 何万年も前の光なのです   ひかれあう気持ち こころ それは 言葉にしたり 見えているものではないのです
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!