ーはじまりー

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「……あの どこ行くんですか?」 雅樹は段々人気の無い場所に進んでいく もちろん既にお菓子は味わった あぁ~っ流石 限 定 商 品  その名は伊達じゃ無かったっ! 「最初にお兄さん“たち”って言っただろ? 仲間に手伝ってもらおうと思ってさ 合流場所に向かっているとこっ♪」 あたしは段々不安になりつつも黙ってついていく んっ?何故かって? 食べ物の恩は忘れちゃいけねぇのさ! 「ここっ!」 雅樹がたちどまったのは廃棄倉庫… 〔こんなとこあったんだ‥‥〕 「さぁ‥‥行こ?」 逃げ腰になると手首を掴まれた このままじゃ……っ やばいわな‥‥ 〔こわ‥‥っ〕 あたしは足に力を入れて抵抗しようと試みる 「‥‥さっさとこいよ 友達捜してほしいんだろ‥‥?」 ぐぃっ 「ゎっ…」 力負けしてひっぱっていかれる! 恐さで声無しに涙が滲む 〔麗花っ…麗花ぁ!! 食べ物に目がくらむんじゃなかった‥‥っ! 誰かっ!助けて!!〕 ,
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