ーはじまりー

8/15
前へ
/15ページ
次へ
ガラララ‥‥ 倉庫の重い扉が開く音が響く 「放せよ‥‥っ!」 どんっ 「ぅわッ!!」 あたしは床に投げられた 恐らく涙で潤んでいるであろう瞳で雅樹を睨む 「結構かわいいだろ」 睨みながらもビクビクしていたあたしに…… 1人 仲間らしきの背の高い男が近づいてきた 「俺…こいつ好みだ。」 まじかぁ~? ロリコン? など言葉が飛んでくる。 「…はっ…放せ!!」 暴れて抵抗しようとしたが 呆気なく腕を掴まれ押し倒される。 「…………っ ……いやっ…やめろ!! 放せ……っ!?」 抵抗していたあたしの口を男の唇でふさがれた 「ン……ンン…やめっ……」 〔気持ち悪い……っ!〕 激しいキスで段々力が抜けていく感覚……それでもあたしは力無く抵抗した 唇が首筋に移動する 〔もぉ‥ダメなのか‥‥? あたし‥‥‥ここで‥‥‥〕 あきらめかけた時だった “がぁんっ!!!!” .
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

139人が本棚に入れています
本棚に追加