ありえない…っ!

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耳から手を離し、そんな那柚の頭をペチっと叩くと沙羅はまた話し出す。 「それでね、ここからが大切なの。キングから指名された人は断ることができなくて、1ヶ月間まずはキングのもとで働くらしいよ。」 「えぇぇえーっ?!」 二度目の絶叫に沙羅は慣れたのか、ただあきれていた。 「………はぁ。」 「だ…だって沙羅!ってことは通常クラスから特別クラスに編入するってことでしょ?!誰か居なくなっちゃうかもしれないじゃん!」
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