ありえない…っ!

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お昼の時間となったため、那柚は沙羅と一緒に中庭で昼食をとっていた。 あいかわらず空は暗く、雨が降り出しそうだ。 しかしここの中庭はガラスの天井があるため、雨でも大丈夫である。 二人が置いてあるベンチに座っていると、木を挟んだ後ろ側から声がしてきた。 『てかさー結璃香、まじがんばったでしょ?』 姿、顔は全く見えないが、声だけははっきりと聞こえてくる。 電話をしているようだ。 『でしょー?練習したんだぁ。でもまじ、姫とかかったるい!贅沢な生活はできるけどさ。』
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