3074人が本棚に入れています
本棚に追加
お昼の時間となったため、那柚は沙羅と一緒に中庭で昼食をとっていた。
あいかわらず空は暗く、雨が降り出しそうだ。
しかしここの中庭はガラスの天井があるため、雨でも大丈夫である。
二人が置いてあるベンチに座っていると、木を挟んだ後ろ側から声がしてきた。
『てかさー結璃香、まじがんばったでしょ?』
姿、顔は全く見えないが、声だけははっきりと聞こえてくる。
電話をしているようだ。
『でしょー?練習したんだぁ。でもまじ、姫とかかったるい!贅沢な生活はできるけどさ。』
最初のコメントを投稿しよう!