ありえない…っ!

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「いやー!!修羽様ぁ…」 体育館…というよりホールに近い建物の中から、女子の悲鳴に近い声が響いた。 ここは星南学園。 特別クラスと通常クラスから成り立つこの学園。 随分と歴史が浅く、そのためか常識破りともいえる制度が存在している。 そしてたった今、その制度にかかせない人物…新しい『姫』が決まったところだ。 「静粛に!さぁ、ご挨拶を…」 学園長の声でみんなが一斉に静まる、はずもなくボソボソと声が聞こえる。
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