ひがみ/幼なじみ

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この二人もなんだかんだ女子高生。 遊びたいお年頃というものだ。 『様子見』と言われた今遊ぶ以外になにをすることがあるだろう。 と言わんばかり。 うきうき気分で教室を出て、校舎の外へ行く二人。 ところが、それを待ち構える数名の影があった。 そして笑顔で話しながらその隣を通り過ぎようとする那柚達に、その中の一人が声をかける。 「ちょっとアンタら、いい?」
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