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周りがやけにざわついている気がして、沙羅のもとへ行こうとする那柚。
しかし、それよりも早く沙羅の方から駆け寄ってきた。
「那柚!ちょっと…聞いた?!」
いつもより大きな声でそう言った沙羅は、明らかに動揺してる様子である。
「え?なに?何かあったの?」
話が全く読めない那柚は首をかしげると、それを見た沙羅が大げさにため息をついた。
「もー…今、先生が大事な話したんだよ?!那柚、寝てたでしょ…!」
「う…ごめんなさい…。」
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