39人が本棚に入れています
本棚に追加
イカリング
ある日、まいくろんが泊まった民宿に彼女が訪れた。
そう――定子が――
夜中、ふと無性にテレビが見たくなったまいくろんは迷う事なく電源をポチィッ。
すると画面は前触れもなく例の井戸……
そしてお決まり、井戸の中から……あれ?
迷彩服………?
背中に銃背負って匍匐前進ってか?
うわ……画面から出て来る‼
ガッ‼
頭出たのに銃が引っ掛かってやがる……
あ、取れたみたい……
ヤバッ、マジで上半身出て来たなぁ………
だが甘い‼
何故なら、このテレビ‼
高い位置にあるから君みたいなおドジさんは下りると怪我します。
頭から落ちちゃうしねぇ。
こうしてサバゲー好きの定子は静かに自分の持ち場―井戸―へと戻っていった。
最初のコメントを投稿しよう!