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この道の先に
吹きすさぶ風の中
降りしきる雨の中
凍えるこの手で何が掴めるのか
追い求め、探し求め
時折の雲の切れ間に
差し込む陽の光に
心安まるときあれど
それは一瞬の幻影と
立ち止まることは未だ出来ず
歩き続けるこの道の先に
なにがあるのか
凍えるこの手は温もりを欲するばかりで
何を掴めるのかすらも
定かではない
今はただ
未だ見ぬ陽光を
求めんが為に
暖かな温もりを
手に入れんが為に
歩き続けよう
たとえこの身が
凍えようとも
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