子供だけの国

10/10
前へ
/55ページ
次へ
 真上からまぶしい光が降り注ぐ荒野に一人の若者とモトラドがいた。 小さなテントを張って休んでいるようだ。 「あの国はひどかったね」 「まさか人を食べるなんて。おいしいのかな?」 「おいしいわけないじゃない!」 「そうだね」  旅人は休んでいたテントを片付け始めた。
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

117人が本棚に入れています
本棚に追加