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孫堅たちと2メートルしか離れていない場所には劉備たちも居た。
「おい劉備!目を覚ませ!」
周瑜と同じくらい後ろ髪が長い男の人は劉備という人に話しかけながら、うつぶせだった状態から立ち上がろとする。
「……んっ……趙雲じゃねーか!何か俺達が居た世界と全く違う気がするな……この固い地面は何だ?」
そう言うと仰向け状態だった劉備は、起き上がったが、直ぐにしゃがみ、地面に敷き詰めているかのようなコンクリートを手で珍しそう触っていた。
「青銅の剣よりも固いな!」
趙雲はそう言って、劉備の横で同じように仲良くコンクリートを手で触っている。
劉備たちより3メートルくらい離れた場所には袁紹は目を大きくしながら電柱を触っていて、その袁紹の横で曹操は立ったまま腕を組ながら寝ていた。
大喬と小喬は桜の道のトンネルを見て元気よくはしゃいでいて、諸葛亮は三階建ての家を目を細くしながら見ていた。
今井川光我は怖がりもしないで袁紹に近づき話しかけようとするが、後の二人は今井川光我の後ろに隠れるように居て若干ビビっていた。
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