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何年経っても変わらない俺の想いは
この世界の何処かにいる
お前に届いているのかな?
何処にいるかも分からない
お前に俺は見えているかな?
そうして帰りを待つ間に
お前の顔も声も仕草も
俺はいつしか忘れるのかな…
お前がどんな声で俺を呼んで
どんな笑顔で俺を安らげて
どんな優しさで俺を守って
どれだけ俺を愛してくれたか
日を追う毎に記憶は蝕まれていく。
あぁ神様…
流れ星に願いを3回唱えて
願いを叶えてくれると言うなら
どうか彼を失った
あの日に時を戻してくれ。
そうしたら
独りにさせて
知らないうちに追い詰めた。
馬鹿な俺を許してくれ。
お前が悪いんじゃない。
俺が弱かっただけ。
だから今は
傷付いた翼を休めるといい。
そうして再び飛べる様になったら
その時は
…また俺の隣に戻ってきて欲しい。
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