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「ただいま。」
「お帰りなさいませ御主人様♪」
ん~、やはり癒されるなぁ♪
…と、癒されてる時間はなかったな。
今からバイトに行かなければならないんだった。
「じゃあ、ちょっとバイトに行ってくるよ。」
「お忙しいんですね…。行ってらっしゃいませ御主人様♪」
少し寂しそうに見送られた。
とはいえ、俺もバイトしなきゃ生きていけないからな。
バイト先に向かう途中で、同期で入った1つ年下の女の子、敬子ちゃんと遭遇した。
「おはようございます拓也さん♪」
「おはよう。」
いつも思うが、なぜ仕事をすると昼でも夜でも挨拶はおはようございますなんだろうな。
それはそうと
「今日敬子ちゃん入ってる日だっけ?」
「ううん。今日は突然電話がかかってきて代入りです♪」
いい子だよなぁ。
俺ならバイト先から電話かかってきたら、まず出ないのに。
いや、俺が特別なだけか?
そうこうしている内に店に着いた。
俺のバイト先はファミレスだが、ホールは女の子だけで、制服がまた萌えるのだ。
ん?
なんか最近俺って、ただの変態になってないか?
とにかく、俺はそこのキッチンスタッフとして働いている。
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